気軽なきもの
カジュアルな着物って、具体的にはどのような種類なの?
生地の特徴や、洗濯や手入れの方法…
着物を普段着にしたい!そんなあなたに役立つ豆知識をご紹介します。
-
カジュアルな着物の種類って?
着物には大きく分けて4つのグレードがあります。
今回のオススメはカジュアル使いできる「外出着」と「普段着・街着」!小紋(こもん)
全体に模様が繰り返されている型染めの着物で、軽い外出着に向いています。
染めていない糸で織り上げた白生地を後から染色をする「後染め」と呼ばれる方法で作られています。低コストで大量生産ができるため、比較的入手しやすいタイプとなっております。 -
紬(つむぎ)
普段着向きですが、無地の紬は外出着として、友人との食事など気軽なお出かけに利用できます。
蚕の繭から紡いだ「紬糸」を使って織られた生地で、手作業による強弱や節の風合いがあります。
糸の状態で染めてから織りで柄を表現する手法、「先染め」で作られているのが特徴です。
昔から普段着として人気がありましたが、現在では手作業による時間とコストがかかり、高額なものが多くなっております。 -
絣(かすり)
絣とは、1本の糸が2色に染められた「絣糸」を使って柄を出す技法で織られた着物のことです。
普段着向きの着物ですが、紬同様に生産に手間がかかり、割高になっています。 -
ほとんどの着物が絹製?!
マルヨしらかべで取り扱っている着物は約9割が絹製となっております。
自宅でお手入れのしやすい「ポリエステル」「木綿」「ウール」「麻」でできた着物もございますが、
現在生産している産地やメーカーが限られているため、品数が少なくなっております。
リーズナブルに普段着の着物を入手したい方には「絹」の小紋・紬・絣などをおすすめしておりますが、変わった生地の着物が欲しい方はマルヨしらかべまでお気軽にご相談くださいね。