簡単な帯
普段着のようにカジュアルに着物を着てみたいけど、
冠婚葬祭以外で着る用事なんて…?
実は、普段着にぴったりな帯があるんですよ。
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袋帯(ふくろおび)
正礼装としてフォーマルシーンに用いられるタイプの帯です。
4m~の長さで、二重太鼓に結ぶことができます。
結婚式・披露宴への出席用にお着物をお持ちの方は、大半この帯をお持ちではないでしょうか?
胴に巻く部分は縫われていませんので、自分で半分の幅に折る必要があります。
大切なシーンには欠かせない帯ですが、普段使いには大変ですし、気軽に使いづらいですよね。 -
名古屋帯(なごやおび)
セミフォーマル・カジュアルなシーンで用いられるタイプの帯です。
3m~の長さで、一重太鼓に結ぶことができます。
袋帯をより簡単に結ぶことができるよう、あらかじめ加工がされている物が名古屋帯です。
胴に巻く部分の帯が始めから半分の幅に縫ってありますので、着付けやすいのが特徴です。 -
二種類の名古屋帯「九寸」と「八寸」の違いって?
名古屋帯には「九寸名古屋帯」と「八寸名古屋帯」があります。
仕立てる前の“帯の幅”によって名前が変わってきます。「九寸」は準礼装としてセミフォーマルシーンに用いられます。
想定される場面…格式張らない結婚式や披露宴、入学卒業・入園卒園式、祝賀会やパーティなど
「八寸」はカジュアルなおしゃれ着にもってこいです。
想定される場面…ご友人とのちょっとしたお出かけ、お食事、観劇、学校行事への出席など
金銀糸を用いた格調高いものであれば、名古屋帯でも礼装に用いることができます。
ご購入の際にアドバイスもできますので、お気軽にご相談ください♪ -
半幅帯・細帯(はんはばおび・ほそおび)
名古屋帯よりも更にカジュアルな普段着用の帯です。
着物よりも、小紋・紬・浴衣用の帯としてよく使われます。
細いために結びやすく、結んだ時の締め付け感も少ないです。
太鼓部分もなく、帯締めや帯揚げもいらないので、気軽にご利用になれます。半幅帯
普通の帯(上記の袋帯、名古屋帯)の半分の幅でできています。
細帯
幅は半幅帯と一緒ですが、帯の長さが半幅帯よりも少し長いです。
色々な結び方が楽しめます。普段使いでも華やかさが欲しい場合、お呼ばれ等でのご着用は
名古屋帯以上の帯をおすすめいたします。
ご購入の際にアドバイスもできますので、お気軽にご相談ください♪